医療法人研新会
なかとみ歯科医院

希望に応じて無理なくホワイトニングを進めるため、事前のヒアリングを重視しています。まずはいつまでに白くしたいのか確認。ホームホワイトニングでどの程度自分で管理できそうかなど患者さんの状況を聞き取り、生活スタイル、家庭や仕事の事情を考慮しながら、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの比率、1回の通院における照射回数、施術全体のスケジュールを決定します。

ホワイトニングのゴールの目安は、「自分が満足できる色にしたい」「他人がたまに気づいてくれる色にしたい」「『ホワイトニングをしたの？』と他の人が思わず言ってしまうくらい、はっきりと白くしたい」という3段階。このうちどこを目標に定めるか、患者さん自身が判断できるよう丁寧にヒアリングを行います。目標が定まったら、仕上がり見本をもとに具体的な色を決めていきます。

ホワイトニングの前にクリーニングを行いますが、虫歯や歯周病などのトラブルがあればその治療を優先します。ただし、人工物である補綴物を用いた治療が必要となる場合、ホワイトニング後の歯の色と補綴物の色を合わせなければなりません。そのため、仮歯を入れるなどある程度治療が進んだ段階でホワイトニングを開始し、並行して進めていきます。

オフィスホワイトニングでは平均で半月に1〜2回の頻度で通院、ホームホワイトニングでは毎日2時間行うのが基本です。カウンセリングで綿密に計画を立てても、実際に始めてみるとオフィスホワイトニングの回数増加や全体の回数増加など、新たな要望が出てくるものです。当院では施術中の軌道修正も可能。担当歯科衛生士とよく話し合い、納得できる方法を見つけてください。

ホワイトニングが完了しても、日々の暮らしの中でどうしても多少の色戻りは避けられません。そのため、施術後もクリーニングとメンテナンスのため定期的な通院をお勧めしています。施術直後は1ヵ月に1〜2回、その後は年に3〜4回の通院が目安。色戻りしづらい食事や生活スタイルを担当歯科衛生士に相談することもできるため、ご自身に合った方法を見つけて実践してください。